国会議員懇談会の見解
(在外被爆者に援護法適用を実現させる議員懇談会

01.6.15

在外被爆者問題大阪地裁判決控訴に対する見解

在外被爆者に援護法適用を実現させる議員懇談会


1、高齢化した被爆者の願いを無視して、国が、控訴を行ったことに強い憤りを覚える。この国の決定に強く抗議する。
6月1日の判決を「明るい日がさした。痛快の至り」と明るい希望で受け止めた郭さんはもとより、在外被爆者すべての願いを打ち砕くものであり断じて許されるものではない。

2、また、今回の控訴理由を見ても、何ら控訴すべき正当性を見出すことはできない。当然上告審においても控訴棄却となると考えるが、裁判の長期化によって、さらに援護法適用が、長びくことになる。

3、私たち議員懇談会は、早期に「在外被爆者に援護法適用を実現させる」ため、引き続き活動を強化する。

4、その間、政府が、高齢化している在外被爆者に対して人道上の立場からも、具体的な援護措置を講ずるよう強く求めていく。

以上


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