会の活動のあらまし

私たちは『韓国の原爆被害者を救援する市民の会』です。

私たちは2万人の在韓被爆者をはじめとしてすべての外国人被爆者の救援にと りくむ市民運動です。ヒロシマ、ナガサキの悲惨な被害を知っているあなた。広島、長崎の苛酷な加害について考えてみませんか。


韓国の被爆者は日本政府に対して闘い続けています。

韓国の被爆者は、強制連行、徴用、生活破壊などのためにやむをえず広島や長 崎に渡り、そこで被爆させられた人々です。彼らの多くは1945年の祖国解放 の後、帰国しました。そして原爆後障害や被爆者に対する差別と偏見に苦しみな がらも、1960年代から日本政府に補償を要求する声をあげ続けてきました。 裁判を起こしたり、代表を日本に派遣したりもしました。しかし、日本政府は彼 らの補償要求を拒み続けてきました。

そして1990年。日本政府は「40億円出すからこれで終わりにしよう」と いってきたのです。それも一人一人の被爆者の手に渡らないように使途の指定ま でして。韓国の被爆者の一人、李孟姫(イ・メンヒ)さんはこれに抗議して服毒 自殺をはかりました。幸い命に別状はありませんでしたが、私たちはこの事件を しっかりと受け止めたいと思います。



私たちはこんな活動をしています。

日本政府に対して、韓国の被爆者への国家補償を要求します。   

韓国の被爆者と協力して様々な援護活動を行います。

国や企業の加害責任を問い、戦後補償を求める日本と韓国の様々な団体と協力 していきます。


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