広島原爆裁判支援共同ニュース

2008年   78 第23

原爆裁判へのご支援と裁判傍聴をお願いします

裁判日程

79()10 00   原爆症追加提訴第6回口頭弁論
                  本人尋問6人 (広島地裁)

723()13 30  原爆症追加提訴第7回口頭弁論
                    家族尋問 (広島地裁)     

731()11 30  在ブラジル被爆者「手帳」申請却下訴訟

            判決日 (広島地裁)

81()13 30分  原爆症控訴審第6回口頭弁論 (広島高裁)

811()10 00分 救護(3)被爆者裁判第13回口頭弁論(広島地裁)  

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原爆症認定状況】

   4月から7月7日までで、原爆症の新審査で438人が認定されて

  います。その中には305人の原告のうち164人が含まれ、広島原

   告は64人のうち38人が認定されています。

事】『在外被爆者を支援するつどい』

      〜在ブラジル被爆者は訴える〜

      訴え 盆子原国彦さん(在ブラジル原爆被爆者協会理事)

      731()1830分 大手町平和ビル5階大会議室

〈6・27 日本被団協など三団体抗議声明〉

 

  原爆症認定集団訴訟長崎地裁判決に

       対する不当控訴に抗議する声明

 

 厚生労働大臣は、本日、長崎地方裁判所が6月23日に言い渡した原告27名の判決に対して、国が勝訴した7人と新しい審査の方針ですでに認定された10人を除く10名に対して、原爆症認定申請却下処分を取り消すとの判決を不服として控訴を行なった。
今回の控訴は、早期の解決を求める国民世論と、自民党など与党議員を初め、全ての政党、多くの国会議員の控訴断念を求める声を踏みにじる極めて不当なものである。
原告側が勝訴している10人の中には、C型肝炎を含む肝機能障害を持つ6名の原告が含まれている。私たちは、肝機能障害について、大阪高裁で勝訴した甲状腺機能低下症を含め、新しい審査の方針の積極認定の対象疾病に加えることを強く求めてきた。長崎地裁が新しい審査の方針が策定されて後の裁判において、6名の原告の肝機能障害を原爆症と認めたことは、C型肝炎を含む肝機能障害に対して原爆症と認定すべきであるとの司法の判断が定着したことを示している。
厚生労働省は高齢化した被爆者の原爆症認定問題を早期に解決すべく、新しい基準で積極認定に含まれない3名の原告の認定についても、司法の判断に従うとともに、不当な控訴を断念し、新しい審査の方針をすみやかに改定したうえで、集団訴訟の早期解決に当たることを強く求める。             

「原爆症の認定を求める集団訴訟を支援する広島県民会議」
  〒730-0853 広島市中区堺町1-2-9貴志ビル203 TEL(082)503-2750
「在ブラジル・在アメリカ被爆者裁判を支援する会」
  〒730-0036 広島市中区袋町4-25日商岩井袋町マンション402 TEL(082)246-8699
「三菱広島・元徴用工裁判を支援する会」
  〒730-0047 広島市中区平野町8-15 カレントコスモ 高教組書記局気付 TEL(082)244-2511
「救護(3号)被爆者訴訟原告団」
  〒730-0853 広島市中区堺町1-2-9貴志ビル203 TEL(082)503-2750