広島原爆裁判支援共同ニュース

2007 829 第12号

原爆裁判へのご支援と裁判傍聴をお願いします

裁判日程

9月14日()10 00分  原爆症控訴審第3回口頭弁論(広島高裁)

    26日()10 00分  原爆症追加提訴第3回口頭弁論 (広島地裁)

 10月25日()10 00分  在ブラジル被爆者「手帳」申請却下処分

                                取消請求訴訟第5回口頭弁論(広島地裁)

 11月 6日()13 30  在韓被爆者「手帳」申請却下処分取消請求訴訟

                 控訴審第5回口頭弁論 (広島高裁)

12月 6日()10 00   在ブラジル被爆者「手帳」申請却下処分

                取消請求訴訟第6回口頭弁論(広島地裁)      

    14日()10 00   原爆症控訴審第4回口頭弁論 (広島高裁)

 

   救護(3号)被爆者裁判の口頭弁論期日は、おって指定されます。

   *原爆症控訴審は、厚労省医療分科会副代表草間氏への尋問が行われます。   
厚労省の杜撰な認定審査の実態を明らかにする重要な尋問で、解決の方向

左右します。ぜひ、傍聴にご参加下さい。

     14日  10時から12      被告・国の主尋問

                1345分から1545   原告の主尋問


「原爆裁判4団体交流集会」

 日時   6月10日() 14時10分より15時20分
場所   大手町平和ビル5F
         
 広島市中区大手町4丁目1−1 рQ49−3114

 
*4団体より、各裁判の到達点と課題について報告を頂き、今後のたたかいの進め方、見通しについて意見交換を行います。
13
時より、
「原爆訴訟を支援する会」第5回総会を開催します。
今日の情勢は、
この集会の成功が不可欠です。

多くの皆さまの参加をお願いします。     

  

被爆者は何処にいても被爆者」を確かなもの

  ー各地で進行する在外原爆手帳取得裁判ー

去る8月7日第4回三菱広島手帳裁判控訴審終わる。ブラジル手帳裁判は8月23日に行われた。

現在、在外被爆者の居住地における手帳申請取得の裁判は長崎・大阪・広島2件で4件が争われている。

援護法による適用は手帳の有無がすべてであるが政府は手帳交付について法律で定め、在外被爆者は来日し所轄の窓口に出むき面談の上交付する事を条件に交付の制限をかたくなにおこなっている。

これは援護法の精神をはずれ差別分断政策の意図が透けてみえる。先の口頭弁論で手帳確認書交付および、海外医療を実施してきた経緯について長崎県・市の調査嘱託を行う事を裁判官が認めたことは一歩前進であり今後が注目される。

また、さる6月10日広島で原爆訴訟支援4団体が一同に会し初の交流会がもたれた。

この間の勝利判決の早期実施を促進すると共に、援護法の内実を拡大する事。さらに戦争被害者の救済のあり方を再検討する時期に来ているとし、全国の戦後補償の闘いと切り結んで前進する事を確認した。

      文責 三菱裁判を支する会

 


「原爆症の認定を求める集団訴訟を支援する広島県民会議」
  〒730-0853 広島市中区堺町1-2-9貴志ビル203 TEL(082)503-2750
「在ブラジル・在アメリカ被爆者裁判を支援する会」
  〒730-0036 広島市中区袋町4-25日商岩井袋町マンション402 TEL(082)246-8699
「三菱広島・元徴用工裁判を支援する会」
  〒730-0047 広島市中区平野町8-15 カレントコスモ 高教組書記局気付 TEL(082)244-2511
「救護(3号)被爆者訴訟原告団」
  〒730-0853 広島市中区堺町1-2-9貴志ビル203 TEL(082)503-2750